皆さまこんにちわ!

今日は、つくば市内の研究所の研究成果発表のポスター展示についてご紹介します!

ポスター研究発表7


つくばビジネスフェア2016で同時に行われていたので、番外編ということにしました。

完全な独断で、私の興味があるものを記録させて頂きました。(写真OKでした)
後から冷静にみると・・・

◆水に関係すること
◆暮らしに身近な研究であること
◆私でも内容がわかること(・・・汗)

という研究発表を記録していました。興味がおありでしたら、アップにしてご覧下さい。
(一部ぼやけて見えないかもしれません、ほんとに申し訳ないです・・・反省)

以下、左から右へ掲載順です。

①糸引きの少ない納豆「豆の香」の開発
(※ガイアの夜明けでも取り上げられていました。)
②大粒で冷めてもおいしい県育成水稲新品種「ふくまる」
③オゾンマイクロバブル流動を用いたレジスト洗浄技術の開発
ポスター研究発表1ポスター研究発表2ポスター研究発表3

④セイタカアワダチソウを利用した生物農薬の開発
⑤省エネルギー型の排水処理バイオリアクターの開発
⑥土壌栽培及び水耕栽培によるアシュワガンダ葉の抗ストレス効果

ポスター研究発表4ポスター研究発表5ポスター研究発表6


一番興味を惹かれたのは、「地下水質を保全する二重揚水技術を開発」というポスターでした。
 
なんと、その日に、開発された石田博士が現場におられたので、宮城県石巻市の、津波を被った地下水のくみ上げについて質問しました。

樋口:「被災地の地下水が津波で塩水になり、農業用水として使えず困っているお客様がいるのですが、この技術は使えますか??」

石田博士:「津波を被ると、確かに地下水は塩水になってしまうのですが、雨の量や地形によっても変わりますが、雨が降るごとに、塩水は下に沈んでいき、上層は淡水化します。」

樋口:「!!震災から来月で5年経過するので、その分の雨水は淡水の地下水になっているということですか?」

石田博士:「そうですね。そういう意味では”島”の地下水と同じ状況です。」


 3年ほど前に、宮城県石巻市の農業資材を販売する会社と、福島県の農業ビニールハウスを扱う会社の方と出会ったことからつながった縁で、現地の農家さんから、塩水を農業用水にする淡水化装置を導入したが、維持管理に経費がかかってしまい、困っていると聞いていました。

 何かに役に立てないかと思い、その後、他の方法の検討なども含め、詳しいことを伺うため、石田様の所属する「農村工学研究所」へ、見学に行かせて頂きました。現地の状況を調べることから始まるので、すぐに応用ということは難しいですが、何かのシステムに組み込めればおもしろいと思うのですが・・・。
 
 話は少し変わりますが、地下水を使った灌漑システム、「FOEAS」にも興味があり、お話を聞かせて頂きました。こちらは、地下水を汲み上げて使用するのではなく、農業用水の管理システムでした。川などから引いてききた水を制御するシステムで、米作が飽和状態なので、小麦や大豆に転作したい農家さんへ向けたシステムで、これを導入すると、収穫高が4割増になるとのことでした。

 農業は、国の政策と同体であることに気づかされ、農業大県茨城につくば市民として、地下水の浄化で貢献できないかと考えましたが、浅知恵でした。川の水や、雨水を使う方が経済的な面もあるので、井戸水を濾過するという発想だけではなく、いろんな発想を組み合わせてシステムをつくる必要があると思いました。


文・写真:樋口