皆さまこんにちわ!

今日は、つくば市の赤塚展示場から車で約30分のところにある、常総市十花町(じゅっかまち)にある一軒のうちへ現地調査へ向かいました。

昨日の夕方に、松村さんという方からお電話がありました。

「昨年9月10日に起きた鬼怒川の氾濫による水害地区で、井戸水から大腸菌が出て、飲料水に使えない為、何とかできないものか」という内容でした。

水道本管も家の手前まできているとのことですが、工事費が50万以上かかるとのことで、もともと使用している共同井戸を使いたいとのことでした。しかし、災害後の水質が悪化していて、そのままでは飲料不適だそうで、何とかできないかと相談を受けました。
現在も、被災した家の修復工事を、寄付とボランティア作業でされているとのことです。

社長も、地元のことだから、何とかしたいと、今ある在庫でつくれる装置を仮組しました。
これがこの装置です!

常総市向け浄水装置2


松村さんは、ボランティアの方だと聞いていたのですが、ピノキオクラフトクラブというボランティア団体の代表をされている、とてもエネルギッシュな方でした。
元小学校の教諭で、教え子たちと一緒に東北大震災にボランティアに行ったことから、今の活動に続いているそうです。

この現場の方はみんな、「face book」でつながっている仲間で、昨日までは9名ほどで作業していたのが、つい昨日起きた熊本の大地震の支援に飛んだとのことで、私たちが行った時には、松村さんを含め3名で作業されていました。

93歳のおばあさんが家主のこの家は、床や壁を修復中で、空っぽの”建設途中の家”でしたが、天井付近にまで残る泥の跡が、水害当時の確かな証拠となっていました。
家主のおばあさんは、当日は入院中で、難を逃れたそうですが、家を直すにも、寄付を募って、お金が出来たら追加工事する、という流れなので、遅々としていて、完成はいつになるか分からない状態とのことでした。

松村さんは、何度も、車で道路を走っているだけだと、家の中の様子が分からないから、何となく元通りのようだけど、実際はとても”元の通り”ではないんですよ、とおっしゃっていたのが深く心に残りました。

地域水道として井戸を使用していたようで、何軒かの家に分岐しているので、その配管の入り口が見つからなくて困っているとのことでしたが、分かれば、取付工事もすぐに行えるとお伝えしました。

松村さん、とても多くのことを教えて頂き、ありがとうございました。
とにかくは、浄水装置でお役に立てるよう、知恵と工夫を凝らしたいと思います。


文:樋口/写真:水野