皆さまこんにちわ!

今日は、本編です!

毎年、台東区役所のメンテナンスを行う時期は、6月~7月の間です。
梅雨の時期ということもあり、いつも天候とのにらめっこです。

レインコートを着ての作業は動きにくいですし、水質チェックなどする時は、検水に雨水が入ってしまわないよう、簡易的に屋根を作ったりしなければならないので、ひたすら晴天を望んでいました。
パラパラ雨が少しあっただけで、ほぼ晴れて、ラッキーな年になりました。


こちらが、”大型”の「深井戸膜濾過浄水装置」です。
一番最初、2009年に納入した装置です。
大型膜濾過浄水そうち

そして、こちらが”移動式”です!
移動式膜濾過浄水装置

移動式は、下に車輪がついているのが見えますでしょうか?
仮に、この給水所で水がでなくなって、別の場所へも移動できる浄水装置なのです!

装置内部の左上に見えている太いホースは、長ささえあればどこへでも水を運びますので、浄水装置の接続口へつなげればオッケーです!

大型装置4か所と、移動式装置4か所、計8か所、しっかり点検するため、4日間かけて丁寧に行います。
下記の内容で行います。

※ メンテナンスリスト 27項目
※ 点検チェックリスト 20項目

大事な内容としては、
原水水質チェック、処理水質チェック、処理水量の計測、全自動イオン分解装置再生作業、圧縮活性炭カートリッジフィルターの交換、電解還元殺菌水の交換、塩素濃度チェック・・・です。

他にも、設備自体に破損がないか、電気設備に不備はないかなど、細かいチェックを行います。

これらは作業中の様子です
メンテナンス作業中1電気設備チェック

活性炭フィルター交換中活性炭フィルター交換2

水質チェック中電解還元殺菌水電解補充中


8か所まで膜濾過浄水装置を納入できたことは、当社の自慢であり、誇りです。
信頼を裏切らないよう、技と念を込めてメンテナンスしています。


そして、いざという時に安心して濾過水を使えるようにするためには、メンテナンスは必要になります。毎年メンテナンスして頂いて、ありがたいなと思います。

万が一の事態が、起きないことが一番ですが、災害が来ても乗り越える、備え、知恵、技術、積み重ねが大事なんだと毎年かみしめております。


文:樋口/写真:水野、樋口