皆さんこんにちは!

今日は、約10年間稼働した装置のオーバーホール、そしてアップグレードの様子をご紹介します!

スペシャル感あふれる、最北の地よりご報告です!
最北の料金所

その地は、北海道士別市。知る人ぞ知る有名どころ「かわにしの丘 しずお農場」さん

こちらがレストランμ(ミュー)&ファームインλ(ラムダ)です。

かわにしの丘しずお農場 レストランμ
※1階がレストラン、2階が宿泊施設になっています。

 宿泊施設の中と窓からの景色
ファームインλ(ラムダ)の部屋部屋の窓から見える夕日
この窓からは、士別市内が一望できます。
お風呂              かわいいドア取っ手
お風呂実はサフォーク羊の顔になってます


この農場の経営者である今井さんと、代表が知り合ってから来年で10年のお付き合いになります。

「これからは安全な食が求められる、羊にもきれいな水を飲ませたい、水をきちんと管理したい」というしずお農場の経営方針に共鳴し、浄水装置を納入しました。


実は、浄水装置は建物の裏・・・ではなく、このサイロの中にあります!
浄水装置はサイロの中!


サイロは観光用に作られたものだったので、中はからっぽでした。
浄水装置をどこに設置しようかと話しになった時に、代表がこの中でいいんじゃない?と言って決まりました。
今井さんもびっくりしていましたが、冬には1メートルを超えることもある積雪と寒さです。メンテナンスのことも考えると、屋外でも場所の確保がむずかしいので、「ナイス!」な存在でした。

北海道士別市ということで、移動距離は陸路で片道1263キロメートル!
車では大変なので、先に荷物を発送し、人は後から飛行機で現地へ向かうスタイルとなりました。

技術者2名は飛行機で現地へ
飛行機で現地へ


現地へ届いた資材        
先に送っていた資材2


浄水装置のオーバーホール&アップグレード完成!
浄水装置のアップグレード全景


限外濾過膜の交換、新たに前処理ストレーナーの取付、頻繁に活性炭フィルターを交換しなくてもよいように、臭いをしっかりとるフィルターも新たに設置しました。
既存設備である砂ろ過の濾材、全自動イオン分解装置の樹脂も新しいものに入れ替えました。

全行程は3日間でしたが、何とか終えることが出来ました。

ほとんど利益度外視のお仕事ですが、縁があってつながったお仕事であり、尊敬できる経営者の方とつながっていることが出来るのは、本当にうれしいことです。

天然の水がきれいで、しかも自分の暮らしにもきれいな水が使えるというのは、本当に貴重な場合なんですよね。「きれいな水」は、確固たる意思でつくられるものなので、そんな意思に負けないお仕事をしたいと思います。


おまけ:
さて、朝から夜まで作業はしましたが・・・せっかくの北海道、せっかくのしずお農場!
いつもとは少し違う、素敵な風景の写真もございますっ(*^-^*)
では、はりきってどうぞ!

しずお農場の風景⑧しずお農場の風景⑦しずお農場の風景④

しずお農場の風景①しずお農場の風景⑥しずお農場の風景②

しずお農場の風景③
しずお農場の風景⑤しずお農場の風景⑥



文:樋口/写真:水野・上田