皆さまこんにちは!

今日は、仕事始めとしてご紹介した、「井戸掘削」の現場のその後を更にご紹介致します!

「やぐら」がたっている掘削現場
井戸掘削現場1



このやぐらにつるしてある棒を「ズシン、ズシン」と下に打ち付けて掘削していきます。
そこまで大きな音ではなく、工藤さんいわく、発電機の作動音の方が大きいとのことで、実際に私もそのように感じました。


大まかな手順としては、以下の通りです。

1、井戸を掘る場所を決める(機械を置く十分な広さが必要)

2、掘削機、及びやぐらを設置

3、どんどん掘り進めていく(固い地盤があると時間がかかることも)

4、水量が安定して出る深さまで掘り、しばらくは泥の混じる水を出しっぱなしにして、水質を安定させる
(このあたりが経験がものを言うようです!)

地道に続けていく作業がほとんどですが、たくさんの井戸を掘った経験によって、掘る前からどのくらい掘ればよいのかが分かるので、実績と細やかな工夫が積み上げられて、井戸掘削の技術となっているのだと感じました。


井戸掘削作業ギャラリー

井戸掘削現場3井戸掘削現場2
【掘り進めています/湧き上がってきた砂利や砂をすくい上げています】

井戸掘削現場8井戸掘削現場6
【堀ってすくいあげた砂利の中に、貝殻がたくさんありました!地層となっていた時代が想い起されます】

井戸掘削現場5井戸掘削現場7
【左/休憩中:操縦席側から撮影/右:このレバーで操縦します】

 
井戸を掘るところを初めて見学させて頂きました、「クドウサクセン」の工藤様ありがとうございます。

東日本大震災後、水道が止まってしまったことを機に、井戸の需要が高まり、掘削依頼の件数が増えているそうです。平時では水道を使い、井戸水は非常時に使う、ということのようです。

「井戸水をきれいに保っていつも使いたい」というお客様からの御相談が、当社の得意分野ですので、
前から気になっていたんだという方がいらっしゃいましたら、一度ご相談下さい!

写真・文:樋口